
勉強中に音楽を聴くのはアリ?ナシ?中学生の子をもつ親の目線で、音楽が集中の助けになる場面・じゃまになる場面、おすすめの曲、家庭でのサポートの仕方を、我が家の体験談つきで整理しました。
リビングや子ども部屋から聞こえてくる音楽に、「これでちゃんと集中できてるの?」とモヤッとしたこと、ありませんか。音楽を聴きながらの勉強は「集中できる」という声もあれば「気が散るだけ」という声もあって、親としてはどちらを信じればいいのか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、中学生の子をもつ親の目線で「勉強中の音楽はアリなのかナシなのか」を整理してみました。
この記事でわかること
- 音楽が勉強の”味方”になる場面・”じゃま”になる場面
- 勉強中におすすめの音楽のタイプ
- 親ができるサポートと、我が家のリアルな話
中学生は勉強中に音楽を聴いてもいい?【結論】
結論からいうと、「曲と場面、そしてその子のタイプによる」というのが正直なところです。音楽があったほうが集中できる子もいれば、音がないほうが集中できる子もいます。
だから「絶対ダメ」「絶対OK」と決めつけるより、どんなときに役立って、どんなときに邪魔になりやすいのかを知っておくほうが、わが子に合った付き合い方を見つけやすくなります。
音楽が勉強の”じゃま”になりやすいのはどんな時?
一般的に、暗記・読解・新しいことを覚える場面では、音楽が気を散らす原因になりやすいと言われています。頭の中で言葉を処理する作業と、音楽の歌詞や音の情報がぶつかってしまうためです。
特に歌詞のある曲は、つい歌詞のほうに意識が向いてしまい、英単語や用語を覚えるような勉強とは相性がよくないとされています。
逆に音楽が”味方”になるのはどんな時?
反対に、計算ドリルや漢字の書き取りのような単純作業・反復作業では、音楽がほどよいリズムになって作業がはかどることがあると言われています。
また、「なかなか机に向かえない」というときに、好きな音楽を”やる気のスイッチ”や助走として使う、という付き合い方もあります。場面によって、音楽は敵にも味方にもなり得るというわけです。
| 音楽と相性のいい勉強 | |
| 計算・反復ドリル 漢字や単語の書き取り やる気が出ないときの助走 音楽と相性が悪い勉強 英単語・用語の暗記 文章の読解 初めて習う内容の理解 | |
勉強中におすすめの音楽・曲のタイプは?
もし聴くなら、集中をじゃましにくいタイプを選ぶのがおすすめと言われています。具体的には、次のようなものです。
- 歌詞のないインストゥルメンタル曲
- テンポが一定で、静かめの曲
- 雨音や波の音などの自然音・環境音
- 勉強用BGMとして人気のローファイ(lo-fi)系
逆に、テンションの上がるアップテンポな曲や、お気に入りの歌は「聴き入ってしまう」ことが多いので、勉強の合間の休憩タイムにまわすほうがよさそうです。
親ができるサポートと家庭ルールの作り方
頭ごなしに「音楽は禁止」とするより、子ども自身が自分に合う環境を見つけられるよう手伝ってあげるのがおすすめです。
たとえば、「暗記のときは消す・作業のときはOK」のように場面で分けてみる、ルールは親が一方的に決めず子どもと一緒に決める、テスト前に”聴く日”と”聴かない日”の手応えを本人に比べてもらう、といった方法があります。大事なのは、わが子にとってどうか、を一緒に確かめていく姿勢です。
【体験談】我が家は”音楽なし”派。でも「集中できる環境」は一人ひとり違いました
我が家はリビング学習なのですが、兄弟でもタイプがまったく違います。
長男は静かに勉強したいタイプで、集中するために、イヤホンを”耳栓がわり”に使って勉強しています。一方の次男は、テレビがついていても平気で勉強を始められる子で、ときには自分の好きなドラマを見ながら、なんてことも(笑)。ちなみに二人とも、音楽を聴きながら勉強することはなく、我が家では音楽に関するルールも特に決めていません。
おもしろいのは、これは子どもだけの話じゃないところです。私自身は音楽を聴きながらでも集中できるのですが、それよりも視界にものが多くて散らかっていると、とたんに集中できなくなるタイプ。
逆に夫は、まわりが片付いていなくても気にならないけれど、音にはとても敏感で、少しうるさいだけで集中できません。
同じ家族の中でさえ、「集中できる条件」がこれだけ違うんです。だからこそ、音楽があったほうがいい子もいれば、ないほうがいい子もいる——結局は人それぞれなのかな、というのが今の私の実感です。
まとめ:大事なのは”全部禁止”より”その子に合う環境さがし”
勉強中の音楽は、暗記や読解には向きにくく、単純作業ややる気を出したいときには味方になりやすい、というのが大まかな傾向です。でも最後は、その子のタイプによって合う・合わないが分かれます。
我が家の例でも、静けさが欲しい子もいれば、テレビがついていても平気な子もいて、大人でも人それぞれでした。だから「全部禁止」にしてしまう前に、わが子はどんな環境だと集中できるのか、一緒に見つけてあげることが何よりの近道だと思います。
よくある質問(FAQ)
Q. イヤホンとスピーカー、どちらで聴かせるのがいい?
A. 一概には言えませんが、イヤホンは周りの音を遮って集中しやすい反面、長時間・大音量だと耳への負担が心配されます。音量と時間に気をつければ、どちらでも大丈夫です。
Q. YouTubeで音楽を聴きながらは大丈夫?
A. 音楽だけならよいですが、動画は映像にも気を取られやすいので注意が必要です。勉強中は画面を見ずに音だけにする、または音楽用の再生に絞るのがおすすめです。
Q. テスト前だけは音楽を禁止したほうがいい?
A. 必ずしも禁止する必要はありませんが、暗記中心の勉強が増える時期なので、音楽が邪魔に感じやすい場面ではあります。本人に手応えを比べてもらうとよいと思います。
Q. クラシックやピアノ曲なら、聴きながらでも集中できる?
歌詞がなくテンポも穏やかなクラシックやピアノ曲は、勉強と比較的相性がよいとされる音楽の一つです。ただし合う・合わないは子どもによるので、本人が集中できるかどうかで判断するのがおすすめです。

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