昔は「洋楽」といえばR&Bが定番だった時代がありました。
Usher、Alicia Keys、Ne-Yo、Ashanti、Jennifer Lopez、Kelly Rowland…。
CDショップでアルバムを選んだり、
友達の部屋で流れていた音楽を「これいいな」と思って、自分でも聴くようになったり。
そんな感じで、少しずつお気に入りのアーティストを見つけていくことが多かったです。
では、今の中高生は何を聴いているのでしょうか。
自分の子どもたちを見ていると、音楽の聴き方はかなり変わってきていると感じます。
■ 今の中高生は「国境」で音楽を分けていない
今の子どもたちの音楽の入口は、主にこんな感じです。
- YouTube
- Spotify
- TikTok
このあたりから自然に音楽に出会っています。
そして、「どこの国の音楽か」という意識があまりないことです。
日本の曲も、K-POPも、洋楽も、同じプレイリストの中に並んでいて、
ジャンルや国境で分ける感覚がとても薄くなっているように感じます。
■ TikTokが音楽との出会い方を変えた
今の中高生にとって大きいのが、TikTokの存在です。
短い動画の中で流れてきた曲をきっかけに、
そのまま好きになるという流れがとても多くなっています。
友達の投稿やおすすめから音楽を知ることも多く、
音楽は「探すもの」というより「流れてくるもの」になっている印象です。
■ 友達が作ってくれた“オリジナルCD”の思い出
そんな今の音楽環境を見ていると、ふと思い出すことがあります。
20代の頃、音楽に詳しい友達が、“オリジナルCD”を作ってくれたことがありました。
私が「この曲いいね」と言ったことを覚えてくれていて、
そこから「じゃあこれも好きじゃない?」と、雰囲気の近いR&Bを集めてくれました。
Ashanti、Jennifer Lopez、Kelly Rowlandなど、当時好きだったR&Bがたくさん入ったCDをもらって、私は毎日聴いていました。
今思うとそこには、音楽だけではなく、友達の気持ちが詰まっていて嬉しかったなと思います。
■ 今のプレイリストはもっとすごい
今の中高生の音楽の聴き方は、その「おすすめされる感覚」がさらに進化しています。
SpotifyやYouTubeでは、
- 好きな曲に似た音楽が自動で流れてくる
- 好みに合わせてプレイリストが更新される
- TikTokから一気に曲と出会う
そんな流れが当たり前です。
■ 昔のCDと今のプレイリスト
昔のオリジナルCDと今のプレイリストは、
どちらも「好きな曲をきっかけに音楽の世界を広げる」という意味では似ています。
ただ違うのは、誰が選んでいるか、です。
- 昔:友達が私の好みを思い出して選んでくれる
- 今:アルゴリズムが好みを学習して最適な提案してくれる
人の記憶や気持ちか、仕組みか。そこに違いがあります。
■ 最近の私は昔の音楽をよく聴いている
ただ正直に言うと、最近の私は流行りの音楽についていけなくて、
10代〜20代の頃によく聴いていた昔の音楽をよく聴いています😅
新しい音楽を追いかけるというより、
自分の中にある懐かしいプレイリストを再生している感じです。
■ 今の中高生がうらやましいと思うところ
それでも今の子どもたちの音楽環境を見ると、
とても自然に、自分の好みに合った音楽に出会えているのがわかります。
気づけば好きな曲に出会っていて、
しかもそれがどんどん更新されていく。
昔のように自分で探しに行かなくても、
音楽の世界が広がっていくのは、少しうらやましいと感じることがあります。
■ まとめ
昔のオリジナルCDには、友達の気持ちや時間が詰まっていました。
今のプレイリストには、仕組みが作る最適な出会いがあります。
どちらも音楽との素敵な関わり方ですが、
今の中高生は、昔よりもっと自然に音楽の世界を広げているのかもしれません。
そして私は、昔の音楽を聴きながら、
今の子どもたちの音楽の世界を少しうらやましく見ています。


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